バイオエネルギーという言葉を耳にしたことのある人は多いでしょうが、一体これが何であるか知らない人も多いでしょう。

バイオエネルギー（バイオマスを用いたエネルギー）バイオとマスはバイオが生物資源、マスが量という各々の意味で、再生可能資源で化石資源を除いたものという意味を略した言葉です。

バイオマスは太陽エネルギーで水と二酸化炭素を元に生物が行なう光合成によって作られる有機物です。

このバイオエネルギーの良い所は、生物と太陽がある限り継続的に供給可能な資源ということになります。

近年バイオエネルギーとして注目を浴びているのが、サトウキビです。

サトウキビは化石燃料の代替燃料としてアルコールが生産され、ガソリンなどの化石燃料に比べて燃料精製コストが低く、地球温暖化対策にも有効であると考えられています。

この他にもバイオマスには様々な種類があります。

このバイオマスからバイオエタノールが作られ、これを燃焼させた時に発生するCO2は化石燃料を燃焼させた時に比べて非常に低く抑えることが出来るため、温暖化対策と燃料枯渇の心配の両方の問題を解消してくれる対策であると言えます。

日本車をはじめとする世界の自動車での実用化が実現すれば歴史的な開発となり、世界で増加する燃料消費の問題と枯渇を迎えることへのピリオドという点で大きく解消することとなるでしょう。